こんにちは、店舗仲介や不動産賃貸のお手伝いをさせていただいているすまいコンシェルジュ株式会社横浜店
代表の浅田です。今日は、最近の店舗物件に関する出来事についてお話ししたいと思います。実は、立川で進めていたジム用の店舗物件の申し込みがキャンセルとなってしまいました。テナント様にとっては残念な結果となりましたが、このケースから得られる学びがあると感じたので、ブログにまとめてみることにしました。店舗物件を探す方や賃貸を検討するオーナー様にも参考になれば嬉しいです。
申し込みキャンセルに至った経緯
今回キャンセルとなったのは、立川エリアにある店舗物件で、ジムとしての利用を予定していた案件です。立川駅周辺は、交通の便が良く、商業施設や住宅地が混在する人気のエリア。ジムの出店にはぴったりの立地だっただけに、テナント様も私たちも期待を寄せていました。しかし、残念ながら申し込みがキャンセルに。理由を一言で言うと、「オーナー側の対応に不安を感じたから」です。
具体的には、申し込み後のオーナーの返事があまりにも遅く、テナント様が「今後もトラブルが起こりそう」と判断したことが大きな要因でした。例えば、申し込みを入れてから、理由もなく1ヶ月も返事を待たされたり、申し込み後に「管理費を忘れていた」と急に2万円の上乗せを提示されたり。こうした対応に、テナント様が不信感を抱くのも無理はありません。私たち店舗仲介の立場から見ても、気持ちがよく分かる状況でした。結果として、テナント様はキャンセルを決断し、私たちはまた新たな物件探しを始めることになりました。
店舗物件におけるオーナー対応の重要性
この一件から、店舗物件の賃貸において、オーナー側の対応がいかに重要かを改めて痛感しました。立川のような人気エリアでは、店舗物件に対する需要は高いものの、テナント様が求めるのは単に「良い立地」や「条件の良い物件」だけではありません。契約後のスムーズなやり取りや、信頼できる関係性があって初めて、安心して店舗運営に踏み切れるのです。
今回のケースでは、オーナーの返信が遅れたり、後から条件を変更してきたりしたことで、テナント様の信頼が揺らいでしまいました。特にジムのような業態は、内装工事や設備投資に大きなコストがかかるため、契約前の段階で不安要素があると、撤退を決断せざるを得ません。私たち仲介業者としては、オーナー様とテナント様の間に立って調整を試みましたが、今回は残念な結果に。店舗仲介に携わる者として、こうした事例を教訓に、今後のサポートに活かしていきたいと思います。
キャンセルに至った3つのポイント
この申し込みキャンセルに至るまでの経緯を振り返ると、いくつかのポイントが見えてきます。以下に、具体的なエピソードを交えてまとめてみました。
1. 返事が1ヶ月遅れたことによる不安
テナント様が申し込みを入れた後、オーナーからの返事が来るまでなんと1ヶ月もかかりました。特に理由が説明されないまま待たされたため、テナント様からは「本当にこの物件を任せて大丈夫なのか」という声が上がっていました。私たちも何度も連絡を試みましたが、レスポンスが遅く、調整に苦労したのが正直なところです。店舗物件を探す際、迅速な対応は信頼の第一歩。今回の遅れが、キャンセルの大きなきっかけとなってしまいました。
2. 申し込み後の管理費上乗せ
さらに驚くべきことに、申し込み後にオーナーから「管理費を忘れていた」と連絡があり、当初の条件から2万円の上乗せが提示されました。テナント様にとっては、予算計画に影響する大きな変更です。申し込み前の条件確認が不十分だったのか、あるいは意図的な後出しだったのかは分かりませんが、こうした対応はテナント様の不信感を増幅させる結果に。私たち仲介業者としても、事前に条件をしっかり固めておく重要性を再認識しました。
3. 将来のトラブルへの懸念
返信の遅さや条件変更を受け、テナント様が最も心配したのは、「契約後も同様のトラブルが続くのではないか」という点です。ジムのような店舗は、運営中に設備トラブルや修繕の必要性が出てくることも多く、その際にオーナーの対応が遅いと大きな影響が出ます。この懸念が最終的なキャンセルの決め手となり、テナント様は「別の物件で再スタートを切りたい」と決断されました。私たちもその気持ちを尊重し、新たな物件探しに動き出しています。
立川での店舗物件探しの今後
今回のキャンセルは残念でしたが、立川エリアでの店舗物件探しはまだまだ続きます。立川は、多摩地区の中心として商業ポテンシャルが高く、ジムや飲食店、サービス業などさまざまな業態にとって魅力的な場所です。私たちは、今回の経験を踏まえ、テナント様にとってより良い物件を見つけられるよう、全力でサポートしていくつもりです。オーナー対応がスムーズで、条件が明確な物件を優先的に提案し、テナント様に安心して次のステップに進んでいただけるよう努めます。
店舗物件探しの教訓とアドバイス
最後に、この事例から得た教訓を基に、店舗物件を探す方や賃貸を検討するオーナー様に向けたアドバイスをまとめておきます。
- オーナーの対応力を確認
契約前のやり取りで、オーナーのレスポンス速度や誠実さを見極めることが大切です。 - 条件の明確化を徹底
管理費やその他の費用を含め、契約前に全ての条件を文書で確認しておくと安心です。 - 仲介業者のサポートを活用
私たちのような店舗仲介のプロに相談することで、オーナーとの調整やリスク回避がしやすくなります。
まとめ
立川のジム用店舗物件の申し込みがキャンセルとなった今回のケースは、店舗仲介に携わる私たちにとって大きな学びとなりました。オーナーの返信の遅さや条件変更がテナント様の不安を招き、結果としてキャンセルに至ったこの経験。立川で新たな店舗物件を探す旅は続きますが、次こそはテナント様に満足いただける物件を見つけたいと決意を新たにしています。店舗物件をお探しの方や、空室にお悩みのオーナー様、ぜひお気軽にご相談ください。今回の教訓を活かし、最適な提案をさせていただきます！