「入ってもすぐ辞める…」
「いいテナントが決まらない…」
そんな物件には、退去が起きる根本原因が必ず存在します。
そして厄介なのは、多くのオーナーが
“見えている現象”だけを直そうとし、
本質に気づかないまま空室が続く構造があることです。
■① 物件より“管理姿勢”が原因になっている
退去が続く物件ほど、
・レスが遅い
・柔軟性がない
・相談を聞かない
こうした貸す側の姿勢が透けて見えます。
テナントは自分の人生を懸けて店を構えます。
契約前の対応スピードと態度が
“この物件で長くやれるか” の判断材料になっていることを
意外と貸主側は知りません。
■② 看板・視認性を軽視している
退去が続く物件の共通点:
✔ 看板が出せない
✔ 看板規制が曖昧
✔ オーナーが看板を嫌がる
借主から見ると
お客様に気づかれない=売上が出ない です。
売上が出ないなら、退去は当然の帰結です。
■③ “理想テナント像”が市場とずれている
例えば
✔ 飲食不可
✔ 美容不可
✔ 集客型商売不可
こうした制限が多いほど、
事業力・集客力のあるテナントほど入らない という矛盾が生まれます。
貸したい層と現実の市場がズレると、入れ替わりは必然です。
■④ 解約条件が重い=逃げられない構造がリスクを招く
退去予告6ヶ月/保証金6~12ヶ月など
契約の重い物件ほど退去が続く のは逆説的ですが事実。
条件が重い物件に来るテナントの多くは
・資金余力がない
・短期勝負で焦っている
・撤退力が弱い
という傾向があります。
事業の持久力が弱い人ほど入ってしまうため、
結局続きません。
■⑤ “退去理由の分析”が行われないまま次に進んでいる
退去があっても改善せず
「運が悪かった」
で終わってしまう物件は、
次も同じ理由で退去します。
退去は失敗ではなく、市場のフィードバックです。
条件、看板、募集方法…
どこかに改善ポイントがあります。
■結論:退去は“建物の欠点”ではなく“設計の歪みの結果”
退去連鎖が起きる物件には、
✔ 貸す側の姿勢
✔ 借主選定のズレ
✔ 看板・集客の理解不足
✔ 条件のミスマッチ
✔ 改善サイクルの欠如
こうした“構造的問題”が隠れています。
逆に言えば、ここに気づけたオーナーは
物件を改善し、安定化させられるということです。
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