【店舗探しシリーズ⑬ 】~内装工事の見積もりで失敗しないコツ~

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店舗の内装工事は、開業準備のなかでも金額が大きく、しかもトラブルが起きやすい部分です。
今回は、見積もりを取るときに気をつけるポイントと、よくある失敗例を中心に紹介します。

■見積もりを取る前に準備すべきこと

  1. レイアウト案を固めておく
     業者に「まだイメージが曖昧なまま」見積もりを依頼すると、後から金額が大きく変わります。
     ざっくりでもいいので、席数・動線・厨房位置などの配置をまとめてから依頼しましょう。
  2. インフラ条件を確認
     電気容量・排水・ダクトなど、建物側の制限で追加工事が必要になるケースがあります。
     契約前に「どこまで使えるか」を必ずチェック。

■複数見積もりの取り方

  • 最低2~3社から比較
     見積書の合計金額より、「項目ごとの抜けや違い」に注目。
     材料費が安くても人件費が高いケースや、逆に諸経費が上乗せされている場合もあります。
  • “一式”表記は要注意
     「電気工事一式」などの表記は金額の根拠が不明瞭。
     可能であれば内訳を出してもらい、どこまで含まれているかを確認しましょう。

■契約前に確認すべき3つのこと

  1. 工期と引渡し日
     家賃発生前に工事が終わるかどうかを必ず確認。
     引渡しが遅れれば、オープン前から家賃が無駄になります。
  2. 支払いスケジュール
     着工時・中間・引渡し時など、支払いのタイミングを事前に把握。
     開業資金の流れをシミュレーションしておくと安心です。
  3. アフター対応
     開業後に不具合が出た場合の対応範囲を契約時に決めておく。
     「1か月以内の不具合は無償対応」など明記されているか要チェックです。

■まとめ

内装工事は、費用だけでなく業者との信頼関係・段取り・書面確認が重要です。
「安さ」で選ぶより、「説明が丁寧でレスポンスが早い業者」を選ぶほうが結果的に成功します。


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