【店舗探しシリーズ⑰ 】~テナント保険(火災保険・店舗総合保険)の選び方~

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店舗を借りるときにほぼ必ず加入を求められるのが「火災保険」や「店舗総合保険」。
契約時の諸経費の中では金額が小さく見えますが、いざという時に事業を守る大切な備えです。
今回は、店舗テナント向け保険の基本と選び方を解説します。


■なぜ保険加入が必要なのか

店舗契約では、貸主(オーナー)から「火災保険加入必須」と言われることが一般的です。
理由は、建物や設備を守るためだけでなく、他のテナントや第三者への損害賠償をカバーするためでもあります。

たとえば、

  • 自分の店の火災が原因で上階・隣の店舗まで延焼した
  • 給排水トラブルで他テナントに漏水被害を与えた
  • 看板の落下などで歩行者をケガさせた
    このような場合、オーナーや被害者から損害賠償を請求されるリスクがあります。

その損失を補償するのが店舗保険です。


■火災保険と店舗総合保険の違い

  • 火災保険:火災・落雷・風災などによる損害を補償。
  • 店舗総合保険:上記に加え、盗難・水漏れ・設備破損・賠償責任などもカバー。

近年は「店舗総合保険」を選ぶ方が主流で、ひとつの契約で複数リスクをカバーできます。
特に飲食店や美容室など、水回り・電気設備が多い業種では総合型が安心です。


■補償範囲のチェックポイント

  1. 対象範囲は「内装・設備」まで含まれているか
     建物本体はオーナー側が加入している場合が多いため、借主は「内装・什器・厨房設備」など自己所有部分を補償対象にする必要があります。
  2. 賠償責任補償の有無
     火災や水漏れなど、他人に損害を与えた場合に対応できる「施設賠償責任保険」が付いているか確認しましょう。
  3. 休業補償オプション
     事故で営業できなくなった期間の家賃・人件費をカバーできる特約もあります。
     数日でも営業停止すれば売上がゼロになるため、特に飲食店では有効です。

■加入のタイミングと手続き

契約書への署名・押印前に、どの保険に入るかを決めておくのが理想です。
仲介会社経由で指定の保険を紹介されることもありますが、自分で選ぶことも可能。

比較する際は、

  • 補償範囲(火災・漏水・賠償・休業など)
  • 保険料(年払い or 月払い)
  • 免責金額(自己負担額)
    をチェックして、必要な範囲だけ無駄なくカバーしましょう。

■まとめ:保険は「コスト」ではなく「守りの投資」

店舗経営において、保険は「もしも」に備える経営の防御策です。
事故やトラブルが起きてからでは遅いため、契約時にしっかり確認して加入しておきましょう。


横浜市での店舗契約や保険選びのご相談は、
テナントの窓口 横浜駅前店 すまいコンシェルジュ株式会社へ。