これまで全19回にわたって「店舗を借りる前に知っておきたいポイント」をお伝えしてきました。
最終回の今回は、その総まとめとして テナント契約でよくある失敗例と成功のポイント を実例を交えながら振り返ります。
■よくある失敗①:初期費用を読み違えた
「家賃30万円の物件だから、初期費用は100万円くらいで大丈夫」
そう思っていた方が、実際は 保証金・前家賃・火災保険・内装工事 などで600万円近くかかるケースも珍しくありません。
📌 対策:
契約前に「総費用シミュレーション」を仲介会社に依頼しましょう。
初期費用+内装費+広告・看板費+運転資金まで含めた“開業総予算”を把握することが成功の第一歩です。
■よくある失敗②:居抜きの落とし穴
「設備が残っているからお得!」と思って借りたら、
実際は配管やエアコンが古く、修繕費で100万円以上 かかったというケースも。
📌 対策:
設備の動作確認・耐用年数・電気容量などを必ずチェック。
造作譲渡契約は「現況確認書」を交わし、引渡し時の状態を明記しておくことが重要です。
■よくある失敗③:解約時の費用が高額だった
「6か月前予告」「スケルトン返し」「違約金」など、
解約条件を理解しないまま契約してしまい、退去時に数百万円単位の負担になった例もあります。
📌 対策:
契約書を読むときは“入るとき”ではなく“出るとき”を意識。
「解約予告期間」「原状回復の範囲」「違約金条項」は必ず仲介会社に説明してもらいましょう。
■成功する人の共通点
店舗契約で失敗しない人たちには、共通点があります。
- 情報収集が早い(契約前に条件を全部確認)
- 複数物件・複数業者を比較している
- 内装・許認可・経営までトータルで相談している
つまり「店舗探し=物件探し」ではなく、“事業計画の一部”として店舗を選んでいるのです。
■実際の相談例(横浜エリア)
横浜駅近くでカフェを検討していたA様は、初めての開業で不安だらけ。
当初はスケルトン物件を希望していましたが、初期費用シミュレーションを行った結果、
居抜き+軽微なリフォームで総額300万円削減できることが判明。
その結果、オープンから3か月で黒字化。
「最初に店舗費用を整理してもらって助かった」と喜ばれました。
■まとめ:店舗探しは“物件”よりも“準備”
契約トラブルや資金不足の多くは、知っていれば防げたことです。
一歩ずつ理解しながら進めることで、開業準備は確実にスムーズになります。
横浜市でのテナント探し・契約・開業相談は、
テナントの窓口 横浜駅前店 すまいコンシェルジュ株式会社へ。
