皆さまこんにちは。
店舗仲介のテナントの窓口横浜駅前店です💼✨
最近、無人フィットネスジム「チョコ○ップ」の閉店が相次いでいるという話題、ご存じでしょうか?
「安い・手軽・無人」というコンセプトで一世を風靡したこのモデル。
ですが、実際の現場では次のような**”想定外のトラブル”**が日常的に発生していたようです。
▼閉店の背景にあるリアルな課題
- 会員カードの貸し借りが横行
- 深夜にジム内で宿泊する利用者も…
- 1枚のカードで複数人が出入りする事例
- マシンの2/3が故障したまま数ヶ月放置
- 清掃や衛生管理の不備による不快な環境
これらの現象は、すべて**「利用者はマナーを守るはず」**という“性善説”に基づいた無人ビジネスだからこそのリスクと言えるかもしれません。
実際、トラブルが起きてもスタッフがいないため対応が遅れ、
結果としてブランド価値が下がり、解約・閉店へ…という負のスパイラルが加速してしまったのです。
▼“無人型ビジネス”の再検討と、次の一手
もちろん、無人店舗自体が悪というわけではありません。
むしろ人手不足の今、効率的な運営手段として注目されています。
しかし大切なのは、「性善説」だけに頼らず、運営体制や監視システムの整備・清掃体制の構築など“現場の管理力”をどう確保するか。
ここを疎かにしてしまうと、コスト削減どころか“信頼の損失”という代償を払うことになるのです。
▼店舗仲介の現場から見ると…
こうした大量閉店の波により、現在では**「居抜きのジム物件」**が市場に出回りはじめています。
フィットネスだけでなく、パーソナルトレーニングや整体、ヨガスタジオへの転用にも柔軟に対応できる物件も多数。
「一から設備投資するのは大変…」という方にとっては、初期投資を抑えて出店できるチャンスでもあります。
▼まとめ:性善説に頼らず現場を見なくては
今回のチョコ○ップ閉店の動きは、無人ビジネスにおける**「性善説リスク」**を改めて浮き彫りにしました。
しかし同時に、居抜き物件の可能性というチャンスも広がっています。
私たち店舗仲介のプロとしては、単なる「物件探し」だけでなく、こうした業界動向を見据えた事業計画サポートもご提案可能です。
無人でも、人の想いが行き届いた空間を。